2013年9月30日月曜日

PyCharmでIronPython

PyCharm Community Editionが公開されました。Professional Editionと比べ、サーバーサイド関連の機能が制限されているようですが、個人的には問題ないです。


試しにWindowsに入れてみたのですが、インタプリタにIronPythonを設定した際にパッケージマネージャのインストールで軽くトラブったのでメモ。

環 境バージョン
OSWindows7 SP1
IronPython2.7.4
PyCharm3.0.0


まず、PyCharmを起動し

  1. File → Settings → Project Interpreter → Python Interpretersを選択
  2. ダイアログ右上部の「+」ボタンを押下、インストール済みのIronPythonを選択
  3. ダイアログ下部の[Install setuptools]を選択

上記の様にIronPythonにパッケージマネージャをインストールを試みると、エラーが発生する。どうやら、PyCharm標準の方法でsetuptoolsやpipをインストールしようとすると、Framesオプション絡みの問題でエラーが発生する様子。

正しい解決方法かどうかイマイチ分からないのですが、対策としてインストール作業をコマンドプロンプトから行うことに。一応、これでもPyCharmに設定が反映される模様。まず、IronPythonをインストールしたディレクトリにパスを通し、

  1. ez_setup.pyをダウンロード、バージョンは0.6.11
  2. コマンドプロンプトから
    >ipy64.exe ez_setup.py
  3. Scriptsにeasy_install.pyが生成されたことを確認後、コマンドプロンプトから
    >cd Scripts
  4. コマンドプロンプトから
    >ipy64.exe easy_install -install pip

上記の通りにパッケージマネージャをインストールする。
pipのインストールが正常に終了すれば、以降はPyCharm上からパッケージマネージャを使用可能。

しかし、Jetbrainはいい仕事してますねー Σd(゚∀゚d)!
次のライセンス更新時までありがたく使わせて頂きます。


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